1. まず、リーフを止めてある「ナット」を回し、リーフが無理なく動く程度に緩めます。
  2. 次に『鹿皮』等で、ゲージ表面及び非測定箇所の、防錆剤や汚れ、埃等を完全に拭き取ります。
  3. これより被検査物の隙間の測定に入りますが、測定する隙間のおおよその寸法が予め解っている場合は、その寸法より少し厚さの薄いリーフから、解っていない場合は一番厚さの薄いリーフから、無理な力を掛けずに隙間に挿入します。
  4. 最初のリーフが無理なく挿入できましたら、1つ上の寸法のリーフを同じように隙間に挿入します。
  5. 4の作業を繰り返し行い、隙間の入り口でリーフが引っ掛かりスムーズに挿入できなくなれば、その1つ前のリーフ の厚さが測定された隙間の寸法であると判断します。但し、使用したリーフの寸法差により必ずしも実際の寸法であるとは限りません。必要に応じて、寸法差の細かいリーフをご使用ください。
  6. 測定が終わりましたら、ゲージ表面を『鹿皮』等できれいに清掃した後、『防錆粉』または、『ミシン油』等の低粘度の油類を塗布して、必ず防錆してください。
  7. 防錆処理が終わりましたら、丁寧にリーフを金属ケースに収納し、「ナット」を回し、リーフが動かないように固定してビニールケースに入れ、保管して下さい。

【 注意 】
防錆剤は目や口に入ると危険ですので、十分ご注意ください。
製品に無理に力を掛けたり、無造作に扱うと、折れたり曲がったりする可能性があります。
また、本製品は非常に薄く、怪我をする可能性がございます。
取り扱いには十分なご注意をお願いいたします。